ママのあたしが恋をした。
「……お、はよ…」






朝の時間はいつも通り。






今日も和登と出会った。






「……はよ。」







気まずい雰囲気のまま別々で登校。






あたしと和登が付き合ってたことは皆知ってる。







だから和登に告白する人もいなかった。







「あ、香流ちゃん!おはよ!」







「琉衣!」






明るく明るく…






「「「きゃぁぁぁ‼‼‼琉衣様ぁぁぁ!」」」






…え?






今あたし…






琉衣にキスされたの。





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