ママのあたしが恋をした。
「そだね!」




そしてあたしたちは屋上へ向かった。




―――キィィ




重い扉はゆっくりと開いた。




え…?



和登?




「…鳴瀬くん!」




鶴ヶ崎さん…




その子は和登にキスをした。




あたしはわけも分からず走り出した。




「香流!?」




胡桃があたしのことを呼んでたけどその後のことは知らない。





「…はぁ…はぁ…」




走りすぎて息切れしちゃった。




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