ママのあたしが恋をした。
「香流が好きなんだけど…付き合ってください。」




えぇーと…





「えぇ!?嘘でしょ!嘘だよね!うん。嘘だよ…」





和登があたしのこと好きなわけないもんね!




あたしダメ元で告白するつもりだったんだから。





「嘘じゃねぇ。俺は香流が好きっつってんだけど。」





これは夢です…か?





「…っ…っく…ひっく…」





あれ?




「なんで泣いてんだよ。嫌なら素直に…」





「嫌なんじゃなくて!嬉しいの!」





和登はあたしが好きだって言った。





嘘じゃないって。





夢じゃない!










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