独り言＜あるＯＬの一日＞
その事を後悔してはいないけど、できなかったことについてはとても残念に思っている。

正直なところ、酔っ払うと最近「説教ババア」になって、可愛がっている後輩相手に、
嫌がられても講釈するあたり、きっと自分の中では後悔していないと言いつつ、

実はかなり後悔しているのである。

でも、こういう生き方しか選べなかったのは運命というか宿命というか、
それが自分の人生だ。

やむをえなかったのだと素直に思えるのも、年のせいか‥事実である。

幸い、親のすねをかじらず、多額の借金も抱えずにここまでとりあえず生きてきた事に
感謝すべきだろうとは思っている。

そして、反対に「羨ましい」というか、やりたくても環境が許さなければできないので、なんともいえない‥

親にどっぷり依存の優雅な貴族的ＯＬ生活。

【パラサイト】という言葉はいまや死語だが、そのスタイル自体はすっかり世の中に定着している気がする。

休日のデパートなどで見かけるいい年した親が子供の買い物の支払いをしている光景はちっとも珍しくない。

人それぞれ事情があるにしても、実家から通勤している彼女らの給料の大半はお小遣いで、それでも足りずに親から資金援助してもらっているのだから、そういう彼女たちの生活は実際お気楽パラサイト生活というしかあるまい。

このタイプがたぶん服装や持ち物も事実リッチなＯＬの部類だろう。

僻み根性からだが、そういう生活が果たしていつまで続くのか疑問だし、続いたとしても果たしていかがなものかと思う。
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