レモンキャンディ






私がどこか当てもなく行こうとしたとき、その男の人も私が入った箱を持って何処かへ行くところだった。



「あなたは彼の行く末を確かめなくては行けません。」



「彼って?」



私の投げかけた質問には答えず彼は遠くへ言ってしまった。



彼の行く末。

彼っていったい誰なのだろう。







ハッと目が覚めた。


今みた夢がはっきり思い出せる。


前に自殺したときの夢の続きだろう。



あのときみたいにやっぱり汗をかいていた。










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