レモンキャンディ





おもいっきりぶつかってふんわりと洗剤の匂いがした。



「ごめんね、大丈夫だったかい?」




キラキラ眩しいオーラを放ちながら心配そうに顔を除く。


ひりひりする鼻を抑えて大丈夫ですと答える。



「顔を見せてごらん?傷をつけてしまったら大問題だ。」


優しく私の手をほどきあごに手をかけ私を見つめる。



肌は白くて透き通っている。
俗にいう『イケメン』だ。









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