ぼく隠密万太郎!
「あ、あの。。隠密ま、万太郎さん。と、当店を選んだ動機は?」

ま、まずいな。
求人紙に載っていたおなごとニャンニャンできると思ったなんて、口が裂けても言えないでござる。


「ふ、ふむ。拙者は忍者でニートだから、妹の汚名返上の為でござる!」


よし!決まった!


「・・・ぇ、意味がわからないんですが、、ま、まぁいいでしょう。。何か特技はありますか?」


きた!!
待ちに待ちわびたこの質問!
こやつの驚く顔が目に浮かぶわい。


「忍術でござる。」

「は?に、にんじゅつ?」

「みたいか?」

「い・・いや、別に。。」
「みたいのか?」

「・・ぃ、いや。」

「そうかそうか。そんなに見たいと申すか。ではとくとご覧あれ。

伊賀忍法、「影分身の術」!!」
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