寂しい夜に青い月
私の違うみらいについて思った。こうじゃなかったかもしれない。後悔というほど確かな感情ではない。
違う選択がよりよい未来とも限らない。ただつまらないだけだ。私の毎日は惰性。充実感などみじんも感じれない。もっともそれは性格だろう。この生活で満足する人だって多くいるだろう。思えば私は昔からそうだったじゃないか。満足したことはあったか。頭では幸せなのだ。何不自由ないせいかつを送っていることを知っているし、愛だってある。
私は恵まれすぎているのかもしれない。
しかし失うことは怖い。
一人暮らしをする。
九時から五時まで仕事をする。
スーパーによってかえる。
ゆっくりと料理をする。
休日は友人と出かけたり、運動をする。
これが理想だ。これでいいじゃないか。
でもだめなのだ。きっと不満になる。いつも私は不満だ。

しあわせというのは感情なのだ。状態で幸せというのはいくらでもある。
しあわせの感情をずっととっておきたい。
その幸せを何回も引っ張り出して、それで生きていきたい。
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