AfterStory~彼女と彼の話~
美味しい夕食を食べ終えて、交代でシャワーを浴び、ベッドで肌を重ね合わせ、今はシーツにくるみながら四つ葉出版社恒例のバレンタインの時の話をする。
「荒木編集長って、ほんと謎な部分がありますね」
「今まで2口位は食べていたけど、今年は食べないって頑なだったよ」
「ん~、もしかして誰からから貰う予定とかですか?」
「あまり仁からそういう話題を聞いたことがないけど、いたらどんな人か気になるかも」
「私は荒木編集長って普段出社しないので、渡せることが出来るか気になりますね」
「確かに」
顔を見合わせてクスッと笑うと、美空のスマホが揺れたけど、こんな深夜に誰からか連絡か?
「あっ、ちょっと待って下さいね」
美空は起き上がってベッドから降りて、俺が着ていたシャツを羽織り、キッチンへ向かったんだけど、一体何だろう?と頭に?マークが浮かんで、やがて美空が戻ってきたので、俺も体を起き上がらせた。
「幸雄さん、ハッピーバレンタイン。私からのチョコです」
美空から差し出された両手には、ハート型のチョコが幾つも乗せられていたお皿があった。
「スマホのアラームで、2月14日0時に鳴るようにセットをしたんです。14日になったら、チョコを渡そうって」
「ありがとう。早速食べるよ」
貰えることを分かっていても、嬉しさが勝る。
一口食べると、昨日も散々甘いチョコを食べたけど、美空のチョコが一番甘くて美味しい。
「美味しい。手作りチョコを貰ったのは、美空が初めてだよ」
「本当ですか?それなら嬉しいです」
「俺も渡したいものがあるから、隣に座って」
「はい」
俺の隣に座るようにベッドをポンポンと叩くと、美空は隣に座り、俺はベッド側に置いたバッグから、コスメブランド"M"で購入したバレンタインギフトを取り出した。
「俺からのバレンタイン。どうぞ」
「ありがとうございます」
美空は嬉しそうにラッピングをほどいた。
気に入ってくれるといいな。
「荒木編集長って、ほんと謎な部分がありますね」
「今まで2口位は食べていたけど、今年は食べないって頑なだったよ」
「ん~、もしかして誰からから貰う予定とかですか?」
「あまり仁からそういう話題を聞いたことがないけど、いたらどんな人か気になるかも」
「私は荒木編集長って普段出社しないので、渡せることが出来るか気になりますね」
「確かに」
顔を見合わせてクスッと笑うと、美空のスマホが揺れたけど、こんな深夜に誰からか連絡か?
「あっ、ちょっと待って下さいね」
美空は起き上がってベッドから降りて、俺が着ていたシャツを羽織り、キッチンへ向かったんだけど、一体何だろう?と頭に?マークが浮かんで、やがて美空が戻ってきたので、俺も体を起き上がらせた。
「幸雄さん、ハッピーバレンタイン。私からのチョコです」
美空から差し出された両手には、ハート型のチョコが幾つも乗せられていたお皿があった。
「スマホのアラームで、2月14日0時に鳴るようにセットをしたんです。14日になったら、チョコを渡そうって」
「ありがとう。早速食べるよ」
貰えることを分かっていても、嬉しさが勝る。
一口食べると、昨日も散々甘いチョコを食べたけど、美空のチョコが一番甘くて美味しい。
「美味しい。手作りチョコを貰ったのは、美空が初めてだよ」
「本当ですか?それなら嬉しいです」
「俺も渡したいものがあるから、隣に座って」
「はい」
俺の隣に座るようにベッドをポンポンと叩くと、美空は隣に座り、俺はベッド側に置いたバッグから、コスメブランド"M"で購入したバレンタインギフトを取り出した。
「俺からのバレンタイン。どうぞ」
「ありがとうございます」
美空は嬉しそうにラッピングをほどいた。
気に入ってくれるといいな。