AfterStory~彼女と彼の話~
美空は白とピンクを基調した猫のマークの箱からネイルを取り出して、まじまじと見る。
「わぁ…、綺麗なピンクのネイルですね。ここのブランド、私たちの年齢に人気なんですよ」
「そうなんだ。ショップの人が言っていたけど、チョコ色のネイルを塗るとチョコの香りがするんだって」
「どんな風に香るか、早速塗ってみます」
美空はピンクのネイルを箱に戻して机の上に置き、チョコ色のネイルを手にして、左手の小指から塗り始めた。
薬指、中指、と順番に美空の爪がチョコ色へ変わっていき、最後の親指を塗りおえて、美空は左手を鼻に近づかせて、香りを嗅ぐ。
「凄い、本当にチョコの香りがします」
「どれ?」
美空の左手を優しく掴んで、俺も嗅いでみると、確かにチョコの香りがする。
そんなに強い香りがするわけでもないし、美空が喜んでいるから買って良かったな。
「足にも塗ってみようかな」
美空は左足の爪にチョコ色のネイルを塗ろうとするが、やりづらそうな体勢になっている。
「俺がやるよ」
「ありがとうございます」
苦笑する美空からネイルを借りて、塗りやすいように美空の左足を俺の左手で持って、右手でネイルを塗り始めた。
ベッドにネイルの液体が落ちないように、慎重に塗っていく。
「なんだかこの体勢、恥ずかしいです」
「そう?俺は大丈夫だけどな」
美空としては恥ずかしいか…、そんな風に照れたままの表情も可愛いな。
「よし、出来た」
何とか塗りおえて、ネイルを机の上に置いて、もう一度嗅いでみると、またチョコの香りが鼻孔をくすぐるので、前回のバレンタインの時で感じたチョコ風呂を思い出し、スイッチが入りそうだ。
「幸雄さん?」
「んー、チョコ風呂の時を思い出した」
「あっ…」
もう既にスイッチが入って、美空の左足にキスをすると、徐々に上がりなから啄んでいく。
「わぁ…、綺麗なピンクのネイルですね。ここのブランド、私たちの年齢に人気なんですよ」
「そうなんだ。ショップの人が言っていたけど、チョコ色のネイルを塗るとチョコの香りがするんだって」
「どんな風に香るか、早速塗ってみます」
美空はピンクのネイルを箱に戻して机の上に置き、チョコ色のネイルを手にして、左手の小指から塗り始めた。
薬指、中指、と順番に美空の爪がチョコ色へ変わっていき、最後の親指を塗りおえて、美空は左手を鼻に近づかせて、香りを嗅ぐ。
「凄い、本当にチョコの香りがします」
「どれ?」
美空の左手を優しく掴んで、俺も嗅いでみると、確かにチョコの香りがする。
そんなに強い香りがするわけでもないし、美空が喜んでいるから買って良かったな。
「足にも塗ってみようかな」
美空は左足の爪にチョコ色のネイルを塗ろうとするが、やりづらそうな体勢になっている。
「俺がやるよ」
「ありがとうございます」
苦笑する美空からネイルを借りて、塗りやすいように美空の左足を俺の左手で持って、右手でネイルを塗り始めた。
ベッドにネイルの液体が落ちないように、慎重に塗っていく。
「なんだかこの体勢、恥ずかしいです」
「そう?俺は大丈夫だけどな」
美空としては恥ずかしいか…、そんな風に照れたままの表情も可愛いな。
「よし、出来た」
何とか塗りおえて、ネイルを机の上に置いて、もう一度嗅いでみると、またチョコの香りが鼻孔をくすぐるので、前回のバレンタインの時で感じたチョコ風呂を思い出し、スイッチが入りそうだ。
「幸雄さん?」
「んー、チョコ風呂の時を思い出した」
「あっ…」
もう既にスイッチが入って、美空の左足にキスをすると、徐々に上がりなから啄んでいく。