AfterStory~彼女と彼の話~
幸雄さんの部屋に着くと、早速ご飯を作って、ローテーブルとソファがある洋室で2人きりのご飯を堪能した。
外食するのも良いけれど、やっぱり好きな人の部屋でご飯を食べる方が何倍も美味しく感じる。
たわいもない会話をしながらご飯を終えて、キッチンで食器を洗いはじめた。
「俺が食器を拭くよ」
「ありがとうございます」
幸雄さんが隣で布巾を使って食器を拭き、私はお茶碗を洗うこの流れも久しぶりだなぁ。
また次に幸雄さんの部屋に来れるのはいつなんだろうと、そんなことを考える。
「ぼぅとしちゃって、考え事?」
「えっ、あっ、その……、次にこの部屋に来れるのはいつかなぁって」
「そっか」
あははっと空元気みたいに笑うと、幸雄さんは布巾を置いて私を抱きしめた。
私の方が幸雄さんより背が5センチ高いけれど、幸雄さんは気にしていなくて、背中にまわされた手が温かい。
「そんな可愛いことを言って、この後はどうなってもしらないよ?」
「……はい」
この後の展開なんて、分かっている。
幸雄さんの艶っぽい言い方に小声で返事をすると、抱擁が解かれて、幸雄さんに手を握られて足早に寝室へと向かった。
ベットに押し倒されて、幸雄さんが私の着ている服のボタンを上から順に外していく手つきはどこか焦りもあり、全てのボタンが外れると晒された肌は部屋の空気でぶるっと震えた。
「寒い?」
「たぶん雨のせいかもしれないです」
「じゃあ、温めてあげるよ」
幸雄さんは眼鏡を外し、着ている上着を脱いでベットの下に放り投げた。
私は幸雄さんの引き締まった胸板に触れると、幸雄さんの肌もひんやりしている。
「幸雄さんの体も冷たいですね」
「美空が温めてくれるんでしょ?」
「……はい」
それが合図になり、深く唇を重ねた。
外食するのも良いけれど、やっぱり好きな人の部屋でご飯を食べる方が何倍も美味しく感じる。
たわいもない会話をしながらご飯を終えて、キッチンで食器を洗いはじめた。
「俺が食器を拭くよ」
「ありがとうございます」
幸雄さんが隣で布巾を使って食器を拭き、私はお茶碗を洗うこの流れも久しぶりだなぁ。
また次に幸雄さんの部屋に来れるのはいつなんだろうと、そんなことを考える。
「ぼぅとしちゃって、考え事?」
「えっ、あっ、その……、次にこの部屋に来れるのはいつかなぁって」
「そっか」
あははっと空元気みたいに笑うと、幸雄さんは布巾を置いて私を抱きしめた。
私の方が幸雄さんより背が5センチ高いけれど、幸雄さんは気にしていなくて、背中にまわされた手が温かい。
「そんな可愛いことを言って、この後はどうなってもしらないよ?」
「……はい」
この後の展開なんて、分かっている。
幸雄さんの艶っぽい言い方に小声で返事をすると、抱擁が解かれて、幸雄さんに手を握られて足早に寝室へと向かった。
ベットに押し倒されて、幸雄さんが私の着ている服のボタンを上から順に外していく手つきはどこか焦りもあり、全てのボタンが外れると晒された肌は部屋の空気でぶるっと震えた。
「寒い?」
「たぶん雨のせいかもしれないです」
「じゃあ、温めてあげるよ」
幸雄さんは眼鏡を外し、着ている上着を脱いでベットの下に放り投げた。
私は幸雄さんの引き締まった胸板に触れると、幸雄さんの肌もひんやりしている。
「幸雄さんの体も冷たいですね」
「美空が温めてくれるんでしょ?」
「……はい」
それが合図になり、深く唇を重ねた。