AfterStory~彼女と彼の話~
2月14日、いよいよバレンタイン当日を迎えた。
今日のコーデは甘めを意識して、ブラウスに薄めなピンクのカーディガンを羽織ってみる。
靴は幸雄さんと初デートで買って貰ったヒールの高いブーツを選び、プレゼント用に買った袋にチョコとネクタイを入れたら準備は完了。
電車で移動して、待ち合わせをしたのはS駅の改札口で、まだ幸雄さんの姿はない。
「どんなタイミングで渡そうかな」
袋を見つめながら、考えるだけで楽しくて。
「美空、お待たせ」
パッと顔を上げると幸雄さんがいて、今日はストライプ柄のYシャツに黒のジャケット、デニムというコーデだ。
プレゼントのネクタイがあればもっとかっこよさが増えるかもと、心の中で渡すタイミングを考える。
「今日はこれから何処に行くんですか?」
「映画を観に行きたいなぁって思うんだけど、どう?」
「良いですね!なかなか映画を観る機会が無かったんです」
「良かった。案内するから、行こうか」
「はい!」
幸雄さんから差し出された左手をギュッと右手で握り、歩きだした。
こうして幸雄さんと手を繋いで歩くのは久しぶりで、浮かれてしまう。
「幸雄さんの好きな映画のジャンルはどんなのですか?」
「高校まではアクション系を観てたけど、大学はミステリー系かな。四つ葉出版社に働いてからは、女性が好きなファッションの流行を知りたいから、女優がメインの恋愛物も観るよ」
幸雄さんはファッション雑誌『clover』の編集長をしているので、流行りのファッションを知る為に映画やドラマも観るようにしているみたいで、仕事も出来て、こんな素晴らしい人が私の恋人だなんて誇らしく思う。
「映画館が見えてきた」
S駅から歩いて10分程で映画館に到着して、早速上映している映画のラインナップを見てみると、恋愛物の映画が観れそう。
「これにする?」
「はい、この映画にしましょう」
私たちは恋愛物の映画のキップを購入して、中に入った。
今日のコーデは甘めを意識して、ブラウスに薄めなピンクのカーディガンを羽織ってみる。
靴は幸雄さんと初デートで買って貰ったヒールの高いブーツを選び、プレゼント用に買った袋にチョコとネクタイを入れたら準備は完了。
電車で移動して、待ち合わせをしたのはS駅の改札口で、まだ幸雄さんの姿はない。
「どんなタイミングで渡そうかな」
袋を見つめながら、考えるだけで楽しくて。
「美空、お待たせ」
パッと顔を上げると幸雄さんがいて、今日はストライプ柄のYシャツに黒のジャケット、デニムというコーデだ。
プレゼントのネクタイがあればもっとかっこよさが増えるかもと、心の中で渡すタイミングを考える。
「今日はこれから何処に行くんですか?」
「映画を観に行きたいなぁって思うんだけど、どう?」
「良いですね!なかなか映画を観る機会が無かったんです」
「良かった。案内するから、行こうか」
「はい!」
幸雄さんから差し出された左手をギュッと右手で握り、歩きだした。
こうして幸雄さんと手を繋いで歩くのは久しぶりで、浮かれてしまう。
「幸雄さんの好きな映画のジャンルはどんなのですか?」
「高校まではアクション系を観てたけど、大学はミステリー系かな。四つ葉出版社に働いてからは、女性が好きなファッションの流行を知りたいから、女優がメインの恋愛物も観るよ」
幸雄さんはファッション雑誌『clover』の編集長をしているので、流行りのファッションを知る為に映画やドラマも観るようにしているみたいで、仕事も出来て、こんな素晴らしい人が私の恋人だなんて誇らしく思う。
「映画館が見えてきた」
S駅から歩いて10分程で映画館に到着して、早速上映している映画のラインナップを見てみると、恋愛物の映画が観れそう。
「これにする?」
「はい、この映画にしましょう」
私たちは恋愛物の映画のキップを購入して、中に入った。