万年貧血女2 〜アゲハ、恋の行方〜
念入りに歯を磨いて、制服に着替えたら
「それじゃ…行って来ます…」
蚊の鳴くような声でボソボソ言ってお父さんと一緒に家を出た。
「あなたぁ〜アゲハちゃん、行ってらっしゃぁ〜い」
明るく元気一杯なお母さん
おどおどして小さくなってる小さなあたし
とても親子とは思えんぐらい似とらん。
家を出てしばらくお父さんと一緒に歩く。
名前の割りにエネルギッシュな風貌のお父さんは駅へ
名前の割りに鮮やかさのカケラも無いあたしは学校へ
それぞれ左右に分かれお互いの1日に向かった。
「それじゃ…行って来ます…」
蚊の鳴くような声でボソボソ言ってお父さんと一緒に家を出た。
「あなたぁ〜アゲハちゃん、行ってらっしゃぁ〜い」
明るく元気一杯なお母さん
おどおどして小さくなってる小さなあたし
とても親子とは思えんぐらい似とらん。
家を出てしばらくお父さんと一緒に歩く。
名前の割りにエネルギッシュな風貌のお父さんは駅へ
名前の割りに鮮やかさのカケラも無いあたしは学校へ
それぞれ左右に分かれお互いの1日に向かった。