君のため

夜斗side


学校とかまじだるい。

はやく家に帰ってかこの顔をみたい。

だって俺は兄妹じゃなく、女としてかこが好きだから。

今日だって朝、かこの下着姿を見たとき、朝っぱらから理性がやばかった。

襲おうかと迷ったぐらいだ(笑)

かこはかわいい。

だから男がうようよ近づいでくる。

そんなことを考えるだけでかこを一生俺の腕の中にいさせたくなる。

『キーンコーンカーンコーン』

チャイムがなり、無言で教室をでた。

家に帰る途中、いろんな女子に帰ろうと誘われた。

もちろん、断った。

かこじゃないとだめだから。

かこのことばかり考えていたら家についた。

「ただいまー」

かこに聞こえるよう、わざと大きな声で言った。

するとばたばたと階段をおりる足音がきこえた。
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