君のため

杏が部屋に来たいと言ったから

重い足を引きずって上にあがった。

かこが気になる。

俺の部屋に入る杏。

うざい。

かこ以外の奴が俺の部屋に入る

吐き気がしそうだ。

すると

「あっついね…脱いじゃおっかな…」

全然あつくねーよ。

杏はカッターシャツのボタンに手をかけた。

わざとらしい誘いだ。

かこのことを忘れようと

杏とした。



しばらく時間がたって

気持ち悪い声がきこえた。

それはかこの友達だった。

そろそろ飽きたから杏にも帰ってもらうことにした。

なんにも楽しくねー。

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