俺のバカな後輩


「おせーよ潤!」


「悪い!待たせた!」



机の上に並ぶ料理を見て、確かに少し遅かったかなと反省する。


そのまま莉乃を引き連れて空いている席へと座れば、ちょんと服をひっぱられた。



「で、潤の狙ってる女の人は誰?」


こそこそと小さな声で聞かれる。


「まだ来てないから、たぶん次来るよ」



そう言えば、タイミング良く扉が開いた。


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