虹の先にゎ
ほっといてほしい。




そんな気持ちがあったんだろうな。




私は無言に座り続けた。








「これ着なよ。じめじめしてっけど、いくらなんでも風邪ひくぜ。」





その男の子は私にカラフルなシャツをかけてくれた。






幸いにも捨てられ時にスカートも捨てられたので下半身裸は避けられた。




「ここ座っとけ。」




男の子は私に公園の隅の草むらに座らせると走ってどっかに行ってしまった。
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