世界一遠距離恋愛
「おぉーっ!スーツ着た俺、なかなかかっこよくね!?」
「自分で言うなよ秋風!…かっこよ過ぎて否定できねぇけどさ!」
どうやら男の子達もスーツが用意出来たらしく、着替えを済ませたらしい。透くんの声が聞こえた事から、恐らくすぐそこにいる。…まずい、こんな恥ずかしい姿見せられない!ちょっとどうにかして隠れないと…。
「おっ!女子達もメイド服届いたんだな!すげぇ似合うじゃん!」
男の子達は皆のメイド服を見てテンションが上がり始めている。皆で俺はあいつ、俺はこいつ、なんて既に指名を始めている。…お願い!あたしに気付かずどこかに行って!
「…あれ?本山さんは?」
「あっ、絵里子ちゃん?ここにいるよ?皆に埋れちゃったんだねっ!」
委員長!何指摘してんの!バカなの!?それにさくらちゃんはその人の良さをこんな所で使わないで!
「ほら見て!あんた達、こぉーんな絵里子見て黙っちゃいられないでしょっ!」
ギャル系担当の子が遂にはあたしを抱っこして男の子の前に突き出すというとどめを刺してきた。ずっと賑わっていた男の子達があたしを見て一気に静かになった。あぁぁぁぁっ…やめて見ないで!そんな頭の先から爪先までマジマジと見るのやめてよ皆!女の子達も男の子の反応が楽しみで様子伺うのやめて!もう…恥ずかしくてどうすればいいか分かんないよ…なんて思って両手で顔を隠した。
「自分で言うなよ秋風!…かっこよ過ぎて否定できねぇけどさ!」
どうやら男の子達もスーツが用意出来たらしく、着替えを済ませたらしい。透くんの声が聞こえた事から、恐らくすぐそこにいる。…まずい、こんな恥ずかしい姿見せられない!ちょっとどうにかして隠れないと…。
「おっ!女子達もメイド服届いたんだな!すげぇ似合うじゃん!」
男の子達は皆のメイド服を見てテンションが上がり始めている。皆で俺はあいつ、俺はこいつ、なんて既に指名を始めている。…お願い!あたしに気付かずどこかに行って!
「…あれ?本山さんは?」
「あっ、絵里子ちゃん?ここにいるよ?皆に埋れちゃったんだねっ!」
委員長!何指摘してんの!バカなの!?それにさくらちゃんはその人の良さをこんな所で使わないで!
「ほら見て!あんた達、こぉーんな絵里子見て黙っちゃいられないでしょっ!」
ギャル系担当の子が遂にはあたしを抱っこして男の子の前に突き出すというとどめを刺してきた。ずっと賑わっていた男の子達があたしを見て一気に静かになった。あぁぁぁぁっ…やめて見ないで!そんな頭の先から爪先までマジマジと見るのやめてよ皆!女の子達も男の子の反応が楽しみで様子伺うのやめて!もう…恥ずかしくてどうすればいいか分かんないよ…なんて思って両手で顔を隠した。