世界一遠距離恋愛
「おい!秋風!お前本山さん連れ回してどこまで行ってたんだよ!一般公開時間終わっちまったじゃねぇか!」
どうやらあたし達は三十分という休憩時間を大幅にオーバーして休憩していたらしく、挙句最後はあたしと秋風くんが全く不在の状態で切り盛りしていたらしい。
「ちょーっとデートに行ってました。ごめんね!いいんちょ!」
「謝って済んでたら今頃こんなキレてねぇわ!お前と本山さんの指名が絶えなくてすげぇ苦労したんだからな!ったく…こういう時に限ってお前らの写真撮っておいて良かったよ…。」
「あっ!お前!それ俺がふざけてポーズ決めたやつじゃん!それ配ったのかよ!?」
「女性の方に三百枚程、なっ!」
「ふっざけんなよお前!許さねぇ!」
秋風くんが結構本気で怒っているが、さくらちゃんがにっこりとあたしの無理矢理とびきり乙女なポーズをして撮った写真を持っていた所を見て絶叫した。
「それだけはダメだってさくらちゃん!それは本当に恥ずかしいやつなんだから!」
「あら、男性客の皆さん、嬉しそうに持って行かれたよ?一人で何枚もって人もいれば、ポスターサイズにしてくださいって人もいたし。」
「ダメだって配っちゃあああっ!こんな汚い物を!」
さくらちゃんが持っている写真を取り上げようとしたが、手を上に持って行かれてジャンプしても届かない高さに写真を上げられてしまった。最近さくらちゃん、あたしのいじり方が他の子と変わらなくなってきた気が…。
どうやらあたし達は三十分という休憩時間を大幅にオーバーして休憩していたらしく、挙句最後はあたしと秋風くんが全く不在の状態で切り盛りしていたらしい。
「ちょーっとデートに行ってました。ごめんね!いいんちょ!」
「謝って済んでたら今頃こんなキレてねぇわ!お前と本山さんの指名が絶えなくてすげぇ苦労したんだからな!ったく…こういう時に限ってお前らの写真撮っておいて良かったよ…。」
「あっ!お前!それ俺がふざけてポーズ決めたやつじゃん!それ配ったのかよ!?」
「女性の方に三百枚程、なっ!」
「ふっざけんなよお前!許さねぇ!」
秋風くんが結構本気で怒っているが、さくらちゃんがにっこりとあたしの無理矢理とびきり乙女なポーズをして撮った写真を持っていた所を見て絶叫した。
「それだけはダメだってさくらちゃん!それは本当に恥ずかしいやつなんだから!」
「あら、男性客の皆さん、嬉しそうに持って行かれたよ?一人で何枚もって人もいれば、ポスターサイズにしてくださいって人もいたし。」
「ダメだって配っちゃあああっ!こんな汚い物を!」
さくらちゃんが持っている写真を取り上げようとしたが、手を上に持って行かれてジャンプしても届かない高さに写真を上げられてしまった。最近さくらちゃん、あたしのいじり方が他の子と変わらなくなってきた気が…。