世界一遠距離恋愛
「えっ、絵里子!無理しないで良いんだよ!?前の彼氏の名前だって頑張って呼ぼうとして恥ずかしくて倒れちゃったじゃん!」
「絵里子ちゃん、無理はしなくて良いんだからな?俺、まさか絵里子ちゃんに良かれと思ってお願いした事で嫌な思いさせちゃって…。」
「出来るもんっ!…だから名前呼ばせて?透くん。」
その瞬間から、あたしの彼に対する呼び方は『秋風くん』から『透くん』になった。
「…やべ、嬉し過ぎてニヤけるわ。」
「うわー…透も男だなぁ…絵里子、大丈夫?名前呼んで具合悪くなったりしてない?」
「うっ、うん!大丈夫!」
「そっか…なら良いんだけど…。」
「うん!そうだ、あたしアイスが食べたいなぁ…。」
「はいはい任せてっ!花奏お姉ちゃんが頼んであげる!」
「おいっ!俺にやらせろ!」
花奏と透くんは再び揉め始めた。…すいません、お店にいる人達…あたしの精一杯に振り絞った勇気じゃ二人を止める事は出来ませんでした…。
「絵里子ちゃん、無理はしなくて良いんだからな?俺、まさか絵里子ちゃんに良かれと思ってお願いした事で嫌な思いさせちゃって…。」
「出来るもんっ!…だから名前呼ばせて?透くん。」
その瞬間から、あたしの彼に対する呼び方は『秋風くん』から『透くん』になった。
「…やべ、嬉し過ぎてニヤけるわ。」
「うわー…透も男だなぁ…絵里子、大丈夫?名前呼んで具合悪くなったりしてない?」
「うっ、うん!大丈夫!」
「そっか…なら良いんだけど…。」
「うん!そうだ、あたしアイスが食べたいなぁ…。」
「はいはい任せてっ!花奏お姉ちゃんが頼んであげる!」
「おいっ!俺にやらせろ!」
花奏と透くんは再び揉め始めた。…すいません、お店にいる人達…あたしの精一杯に振り絞った勇気じゃ二人を止める事は出来ませんでした…。