あなたに 愛と サヨナラを。
女子たちが引き止める間もなく
羽山くんは雨の中
走って行ってしまった。

「あ~~~…羽山くんと相合傘したかったのに~…」

「ムリムリw
あのクール王子がそんなこと
させてくれるわけないじゃんw」

女子たちが残念そうに
雨の中に消えていった。
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