Eternally…



「俺は茉莉花が好きや」


それは甘く、低く…でも、優しい声だった。



「本気で言っとるん?
…友達って、言ったやん…」


「正直、俺は友達と思ったことねえ。
…一目惚れしたんや」


うそみたい。

悪い冗談ならやめてよ…

でもどうやらこれは
紛れもない真実、らしい。



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