初恋は涙色に輝く…


軽く身だしなみを整えて外に出る。

予想以上の暑さに、外出して1秒で溶けそうになった。


…さっさと行って帰ろう。


家からコンビニまでは、歩いて3分ほどの距離。

近くにあるってことが、唯一の救いだ。


ショーパンに、薄い半袖のパーカーなんて、ラフすぎる格好できたけど、この暑さじゃ、これで来て正解だったね。

あー、髪も結ってて良かった。


去年から、少し整える程度で伸ばし続けていた髪はもう腰辺りまで伸びている。


下ろしてたら本当に溶けてたな。


そして、暑さに免疫のついていない私にとっては長い道のりを越え、コンビニへとたどり着いた。


< 196 / 299 >

この作品をシェア

pagetop