初恋は涙色に輝く…


《それ、大賛成!!でも、いいの?友美さん、和馬さんと2人で過ごさなくても。》


素早く文字を打ち込み返信するとまたすぐに返事が届いた。


《おう!和馬とはイヴに2人で過ごすからいいんだってよ…苦笑》


文章を読んで、隆太さんの苦笑いが頭に浮かんだ。

思わず私まで苦笑する。


《あはは、相変わらずのラブラブっぷりか。》

《そうそう、俺困ってんの》

《どんまーーい!笑笑》


メールにのめり込んでいた私に痺れを切らしたのか、瑞穂が携帯を覗き込んできた。


「誰とメール?」

『隆太さーん』


ちゃっかり答えた私に瑞穂が反応する。



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