初恋は涙色に輝く…
しばらくして、話終わったらしい2人が戻ってきた。
「ごめんね、陽菜ちゃん。話盛り上がっちゃって。」
本当に申し訳なさそうな顔をして謝ってくる友美さん。
『あ。いえ。全然大丈夫ですっ!!』
私が勝手に遠ざかっていったんだしね。
「でもさー、陽菜ちゃんいてくれて良かったのに。あいつにも紹介したかったのにさー。」
和馬さんは、頭の後ろに手をくんで先を歩いていく。
それを、私と友美さんは、慌てて追いかけた。