彼女の秘密
ーその日の放課後ー
「萌那~じゃあ私、部活行ってくるね♪」
「行ってらっしゃい」
結愛は運動神経が良いからバスケ部
私は帰宅部
入りたい部活がなかったから。
いつもの通り家に帰ろうと教室を出たら
ドン
と男の子にぶつかってしまった。
上を見ると須山くんだった。
「あっ…ごめんなさい」
「いえ…俺こそ…あの名前は?」
「えっと…片山です…。」
「片山さん。よろしくね」
「はい…」
よかった。バレなかったかな!?
なんとか今回は大丈夫だった。