お前の隣はオレの場所
「で、まあ話し戻すぞ。夢波が烈霞だということが分かった今、これからどうするかだな。」
「俺達3人は滝司馬じゃねぇから普段の日常では手は出せねぇ。だから咲坂のことはお前ら2人にしか託せねぇけどいけるか?」
そうなんだよな。オレ等しか居ねぇんだよな。
「まぁなんとかなるんじゃね?幹部は居ねぇけど他は10数人いるし」
「それもそうだな。じゃあリョウガよろしく頼む」
「あいよ。もちのろんだ!」
「オレも手は貸すしな。オレ等がそろってりゃーなんとかなるさ」
「そのとーり!てな訳で任せとき―」
「あぁ。俺はカイトとソウハとサポートに専念するわ!」
「頼んだぞー親衛隊長!」
「それで呼ぶな。リョウガ」
「わりわり、ヤスカ」
こいつらの仲の良さは人一倍だと思った。
それだけお互いに信頼しあえているのだろう。
まぁ、オレと崚駕の信頼度は越せないだろうけど同じぐらい信頼しているように思えた。
雷劉という場所はそれだけ皆にとって大きな場所なんだと改めて知った。
そんなとこの副がオレなんかでいいのかな。。。
そんなことをいつの間にか考えてしまっていた。