お前の隣はオレの場所
そんなことを言っていたとは知らなかった。
崚駕はそれだけオレのことを信頼してくれてたのか。
オレはあいつの偉大さに気が付いた。
やっぱりオレにとってもあいつはかけがえの無い存在だ。

「その時反対する奴は一人もいなかったんですよ?それだけ炸焚さんの存在は僕たちにとって大きいんです」
「ありがとうな?南飛。おかげで自信が付いた。オレ戻るわ」
「はい!それでこそ炸焚さんです!!」

ありがとう。こんなにも信頼されているなんて思ってもみなかったオレは嬉しさを胸に幹部部屋に戻って行った。
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