お前の隣はオレの場所
【ガチャッ】

「ただいまー」
誰も居ないのをわかっているのに言ってしまうオレは寂しがりなのであろう。
テーブルにコンビニで買った物を置き着替えることにした。
殴られた場所の痛さと格闘しながら着替えていた。

【♪~~~~~】
携帯が鳴っていることに気づきディスプレイを見た
<崚駕>
「はい。」
“炸焚か?”
「オレの携帯にかけてて他の奴なわけねぇだろ」
“ははは、もっともなお言葉で”
「茶番はえぇ、用件は何だ?」
“つめてぇの。ま、それが炸焚か。んでまぁ用件に入るな?”
「あぁ。」
“お前また喧嘩売られただろ”

もうばれてんのかよ。相変わらずはえぇ。

「まぁ。それが?」
“今回の奴は面倒だぞー”
「どう言うことや?」
“……族につながってんぞ。”
「!!!!!」
“まぁ幸いヨエーとこだからいいけどよ”
「ヨエーなら関係ねぇな。来ても太刀打ちできる」
“族甘く見んなよ?ヨエーのは確かだが卑怯な手を使う。幸いお前には女居ねぇからそこは無いが武器を使う。金属バットとかの可愛い奴だけどくらや―多少の支障は出る”

あー。もう支障出ちゃってんよ既に。
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