お前の隣はオレの場所

歩いてるうちに久々の場所に来てしまった。

樽味夏紅夜の家の前。
見て驚いた。
電気がついていた
まぁ他の誰かが引っ越してきたのであろう。
オレはこの場所に中学のあれ以来来ていなかった。
だからしらなくても仕方ない。

オレはその近くの公園のブランコに座った。

言えばここは懐かしい場所。
大切な思い出もたくさんある場所であった。


そこに人影が現れた。
オレは警戒した。
そのシルエットは女に見えた。
もしかして。。。
そんなことがよぎったのもつかの間
オレの描いていた人物が現れた。

「樽味、夏紅夜??」

オレは声に出して名前を呼んでいた。
< 59 / 96 >

この作品をシェア

pagetop