お前の隣はオレの場所
2人目に差し掛かった時背後からの気配に気づいた。
こっちに向かってきてる?
オレは目の前の奴と闘いながら後ろの気配も気にした。

『オリャ!!!!』
そんな声が聞こえてきたときオレは自分の身の危なさに気が付いた。
【ガッコーーーーーーン】
何の音かと思えばオレの肩がバットによって殴られた音だった。
「炸焚!!!!!!!!」
「さっくん!!!!!!!!」
「「サクヤ!!!!!!!!!」」

やーべ。
肩動かねぇ。
しかも利き手狙いやがって。
ふざけんなっての。
これが裂霞のやり方かよ。
マジあり得ねぇ。

そんなことを思いながらもう一つの近づく影の先に目をやった。

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