お前の隣はオレの場所
目覚めた日から1週間が経った。
もうだいぶん元気になり明後日には退院も出来ることになった。
ほんとによかったと思う生きてて。

「炸焚ー!起きてッかー」
「あたりめーつか声でけぇよ崚駕」
「わりわり。まぁ連れてきたんだから許してちょ」
「ったく。かわんねぇな」
「あたぼー」
オレ等は笑った。
「こんにちは!炸焚くん!」
「よっ!夏紅夜!!ありがとないつも」
「これぐらい当然!」
最近夏紅夜は前よりも明るくなった。
オレが目覚めた次の日夏紅夜から夢波とのことを聞いた。
そしてどれだけ夏紅夜が、辛い目に遭ってたかを知った。
オレはそのとき改めて夏紅夜を守りたいと思った。
そんな辛い想いもうさせたくないと思った。
だからオレは夏紅夜を守る。
そして笑顔にさせるんだ。
一生かけてもな。
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