いつも君をみていた






私は震えていつ転ぶかわからない足で走った






走り続けた





「里緒菜…私は裏切ったわけじゃないよ……信じてくれるよね?」







私の頬には涙が流れた







「最悪な花火大会…」






「俺らが楽しませてあげるよ」






振り向くと知らない男子3人くらいが立っていた






「誰ですか?」







「かわいいね?彼氏にでも振られたの?」







私は逃げようとした






1人の男が私の腕を掴んだ





「はなして!!」








「そんな大声で叫ぶと誰もいないとこ連れてくよ?」





私の足はますます震えてきた




「やめてよ……」
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