いつも君をみていた




ちょっとたって


彼は口を開いた



「俺、中津圭介!高2」



中津…圭介




私の一目惚れの人。




私の初恋の男の子





「名前…教えてくれないの?」



「あっ!!ぼーっとしてて…ごめん」



中津君は笑った


それに私も顔をみた




「名前は…日向まや」


「まや…かぁ何年?」



「高2!!中津君といっしょ!」



彼は私の隣が空いた席を座った



彼は長い足をかっこ良く組み

横からの中津君も顎のラインも男の子で前髪から見える目も綺麗で…


手も大きくて綺麗で…


ゆるく縛っているネクタイ



そこから見えるネックレス…
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