いつも君をみていた




「なんだよ…そんな顔して」





「お前は強く頭を打って…今は大丈夫かもしれないがじょじょに耳が聞こえなくなるかもしれない…左耳が…」







「俺の耳が…」







「じょじょにだ…しかも右耳は聞こえるから…」





「1人にしてくれ」





父さんは病室からでた
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