いつも君をみていた

卒業式







あれから私は圭介の右隣にいる







ずっとずっと







また今日もいつもの駅で待ち合わせ








「卒業だな…」






「そうだね…」






「いろいろあったな…」





「そうだね…」







私たちは黙り込んだ…




「圭介の将来の夢は?」





私はずっと聞いてみたかった事





「俺?」





圭介は考えている





「俺はこれからまやと結婚して俺とまやの子供が生まれて…その子と3人で幸せに暮らすこと」






「私は中津まやになること!」







圭介は私のネックレスを外した
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