いつも君をみていた





「気づいてた?」







「なにが??」








圭介は私のネックレスに入っているリングと圭介のネックレスに入っているリングを取った






「リングの裏には中津まやって刻んでるんだ…」





「そうだったの…?」





「俺まだまやを不自由なく幸せにはできない。だからもう少し俺が稼げるようになるまでまっててくれないか?」






私はずっと圭介を見つめた





「なるべく早くお前の夢を叶えさせるから…もう少し待ってくれないか?」





「私はずっと待つ。圭介だけを待つよ」





「一緒に暮らそう…」






「えっ?」





「お前の誕生日の日…一緒に暮らそう」




「えっ?」





「そしてお前が二十歳の誕生日に結婚しよう…」





「いいの?」





「うん…俺はお前がいい」





「私も圭介がいい…」




私たちは夕日の下で愛を誓った
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