真面目くんの憂鬱
日向SIDE
「お…お邪魔しさせて頂きたく存じます」
いやいや普通に入れよ
そういうところが可愛……
うあああ!!もう!!
俺の頭は白木さんで一杯だ…!!
それにさっきのホテル!!
完璧あれだろ!!
こっちの理性が持たないっつの
まあともかく…こいつ風邪引くから風呂…
「白木さん。まずお風呂入ってください」
「ええ?!いやいや!!大丈夫!!」
「それだと風邪引くからいってんの。早く入って」
「へ…!!う…うん…わかった…」
白木さんが風呂に入ると…
ドタドタドタドタ!!
「日向!!」
「あ"?なんだよ!!」
「まさか日向が女の子連れてくるなんてね~それにお風呂とか!!日向大胆~!ヒューヒュー!!」
「っ違うし!!雨の中走って来たから、風邪引くから風呂貸してるだけだし!!」
「うわー…!!日向からそんな言葉聞けるなんてお姉ちゃん嬉しいな~♪」
「っ///いいから白木さんの服用意してよ…!!」
「ふぅーん…白木さんか~名前は?教えてくれたら用意してあげるよ!!」
「美玲…」
「白木美玲ちゃんか~…決めた!!私あのこのお姉ちゃんになるから!!可愛いし~ってことで頑張れ~」
「うっさい!!」
今のは俺…僕の姉。
ともかく、うるさい
俺の恋愛事情に突っ込まないで欲しいわ!!
まあともかく、白木さんがお風呂から出てくるまでまだ時間かかりそうだし、テレビでも見るか!!