FOREVER
家に着くとお母さんに浴衣を着せてもらう。






白生地にピンクの花が咲いている柄の浴衣。





お母さんが私のために買って来てくれたんだ。








おそらく、着るのが最後になるだろう。





だから、今日をめいいっぱい楽しまないとね。






お母さんに着せてもらい髪の毛もアップにしてもらった。






荷物をもって私は外に出る。





もう5時30分になっていて晄との待ち合わせの時間だった。




外に出ると、浴衣をきた晄がいた。





シンプルな灰色の浴衣なのにどうして晄が着るとこんなにもかっこ良くみえてしまうのだろうか。








晄はどんな行動でもかっよくみえてしまうからずるい。






私がいなくなったら、晄は他のこのこと好きになっちゃうかな。





晄かっこいいしモテるし。










あ!もう!なに考えてんの!

祭りを楽しまなきゃいけないのに!


変なことを考えるのはやめよう!
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