FOREVER
私が買おうとすると晄が私のことを手で制して、私を後ろにさげた。





ちょっと!どうしたの?そう声をかけるまえに晄がお店の人に話しかけてしまって言えなくなった。




だまってその会話を聞いてみる。





「りんご飴一つください。」






「200円です。」





「はい。」







「ありがとね。ほら、ここから好きなの選びな。」






晄は屋台の人にそう言われてりんご飴をたくさんある中から選んで私に渡してきた。



< 107 / 172 >

この作品をシェア

pagetop