FOREVER
「沙羅!今日はクリスマスパーティーAND沙羅の誕生日パーティーだよ!」





「え?」





「え、じゃないよ!安心して!途中で私と恭介は帰るから!ちゃんと晄君と2人の時間あるからね!」






だれもそんなこときいてないよ…




でも、少しだけ晄と2人の時間もほしいって思ってた。






桜にはなんでもわかっちゃうんだな。






すごいよ。本当に。





「沙羅。誕生日おめでとう。」





「晄…」





おめでとうっていって私に渡してくれた紙袋。





「沙羅誕生日おめでとう!!」





「桜…」






桜も私に紙袋を渡してくれた。






「沙羅ちゃん。おめでとう。」





「恭介…」






恭介まで私にプレゼントを渡してくれた。






「みんなありがとう。これ、開けてみてもいい??」





「あぁ。」




「おぅ。」




「うん。」

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