FOREVER
そう言って晄は私に顔を近づけてくる。





私はそれを受け入れるために目を閉じた。






チュッ






短いリップ音がきこえた。






私の唇と晄の唇が重なったんだ。






「沙羅。愛してる。」





そう言ってまたキスをして私と晄は家に帰った。







家に着いて、制服からルームウェアに着替えてベッドに寝転ぶ。






ようやく、この想いが通じたんだ。






晄とのキスを思い出すたびに顔が真っ赤に染まる。
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