FOREVER
しばらく話をしているともう面接の時間が過ぎてしまっていることに気づいてお母さんたちが帰る支度をはじめた。






「お母さん。お父さん。頼み事があるの。」





「なんだ?」





「あのね。私が死んだらこの手紙をみんなに渡して欲しいの。
封筒に書いてある名前の人に渡してね。」





「あぁ。わかった。」





「お父さんとお母さんのもあるけどまだ読まないでね。
私が死んだあとにみてね。」






「あぁ。じゃあ、帰るな。」





「うん。バイバイ。」





おわかれをして、お母さんとお父さんは帰っていった。
< 130 / 172 >

この作品をシェア

pagetop