FOREVER
みんなと過ごした日々が本当に楽しくてあっという間だったなぁ。






みんなに出会えて本当によかった。









そんなことを考えていると







ズキッズキッズキッズキッ






「痛い!い…たい!いた…い!」








急に始まったお腹の痛み。





あまりにも痛くて呻き声をあげてしまう。






「どうしましたか!?」






看護師さんが近づいてきて、そして何かを察知したのか急いで他の看護師さんたちを連れてきた。






「急いで移動させましょう。」






「はやくしないと産まれてしまいます。」





私は、そんな声を聞きながら一つの部屋に運ばれた。






そこは、赤ちゃんを産むための部屋だった。





「おちついてくださいね。息を吸って………」





それからは、先生に言われる通りにしていた。









赤ちゃんがでてきてるのがわかる。








私は痛みと闘いながら、赤ちゃんが無事に産まれてくることを願った。






何時間がたっただろうか。







「オギャーーオギャーー」






元気な泣き声が聞こえてきた。
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