FOREVER
晄はとっくに準備が終わったようで、扉の外で待っている。






私は準備が終わって、ドアを開けて外にでた。





すると、そこには驚いた顔をした晄がたっている。






「沙羅…綺麗だな。」






晄がそういって私の頭を優しく撫でてくれた。






「ありがと。晄も、すごくかっこいいよ。」






「ありがとな。」






「うん。」






「今から写真撮る場所に移動するから。」





「わかった。」





「手かせ。」





そういって晄は私に手を差し伸べた。





そっと上に自分の手を重ねた。





しばらく歩くとようやくついたのか一つの扉の前で止まった晄。




そして、そのまま晄は扉を開けた。





すると同時に湧き上がる歓声と拍手。






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