初恋相手はゲイでした。
* 温泉サークル *
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そうして私たちは和気あいあいと学食を食べていると、突然思い出したように二階堂先輩が"あ!"と声をあげた。
「そうだこのみちゃん!」
「は……はい」
「俺たちのサークルに入りなよ」
「サ、サ、サークル!!??」
「うん、サークル」
にこりと太陽のごとく微笑んでくる二階堂先輩。
「えっと、先輩たちのサークルってなんのサークルですか?」
「温泉サークルだよ~」
「おん……せん」
「そっ! 有名な温泉や密かな話題の温泉を調べて体で味わってくるのさ。あ、もしかして他にサークル入ってる?」
「入ってません……」
「じゃあきっまりぃ!」