私の全てを。



駅につくと
色んな奴が俺らをみてくる。


すると、1人の
女が頬を赤らめながら喋りかけてきた。

「あのぉー ...」
どっから出してんだそんな声。

「あ?」

おれの返事にビクッとしながらも
「あっ、わたしぃ今から出かけるんですけどぉ
もしお時間あればご一緒にー」

「むり。」

適当な返事をしてスルーする。

「おっおい!
待てよ!
今の子かわいかったじゃん!」
後ろから涼の声がする。

相変わらずちゃらいな。

そんなことをおもいながらも
電車に乗る。
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