Story~あたしとあいつの物語~
「「「「「「「うわーーーーー!」」」」」」」
―ボコッ、バコッ
後ろから2人、前から3人くらいくる。
全員はさすがに一気に来なかった。
10人くらいまず襲いかかる。
お手並み拝見ってやつか…。
あたしはすぐに襲いかかる5人を倒した。
直先輩はすでに終わっていた。
直先輩の周りには倒れてる人達が。
さすが…。あたしもそんなに遅くなかったはず…。
「さすが松長やるなー。でもな……これからだぞ」
「ふっ。来いよ」
それからは一気に襲いかってきた。
前から拳がくる。
それを軽く避ける。
次は後ろ。次は横。
軽々と避ける。
あたしはすかさず拳を出し、相手の頬にめがけてうつ。
―ボコッ、ボコッ
殴っては殴られる。
その繰り返しだった。
だけど次の時、事件は起きた。