あんたの心、全力奪取。


「私は、ヨルの弟スカルと言う。お前が兄を生き返らせたいなら、鏡星の石を使って生返らすがいい。」

「鏡星の石……。あの、伝説の石ですか?」

「そうだ。それを使えばお前の願いが叶うだろう。しかし……」

「はーいっ!カット!いいね!いいね!」

風前さんが興奮する。

「代瀬君遅いなぁ………。」

「あ!智癒!」

大珠が言った。

「風前、悪い。担任に呼ばれてた。」

「え、全然大丈夫!」

風前さんは少し驚いて頬を少し赤らめた。

「じゃあ、シカラとヨルの出会うシーンから。」

私は智癒をみると智癒も私を見ていた。

「貴女の名前は?」

優しく私に語りかける。





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