続*3センチメートルの恋。



「ハハッ…来てくれるわけ、ないよね。」


公園に居続けてもぅ1時間。
壱にぃが来る気配なんてない。












嫌なことあったらいつでも相談しろよ。








「…………。」



宏さん
080-********




「もしもし??香ちゃん??どうしたの?」




「ヒック…宏さっ…相談して…いいですか?」



「泣いて…!?今行くから!!!どこ!?」



「△□公園です…すみません…」






―――――――




「遅れたっごめんな!!

で…ってなんか大体わかるよ。
ばれたんだろ??ごめんなっ…
俺から言おうか??」



「いやっ…それもあるんですけど、」



ちゃんと説明した。



――――――



「あいつ…最低だな。
自分の事棚に上げて…

付き合えば…とか。

…別れるの??」







「どうしてなんですか??
こんなに酷いこと言われたのに…
まだ…大好きなんです…

どうして…??別れたくないよ。」






「なぁ…俺にしとけよ。香ちゃん…」



「…………。」



「俺だったら絶対幸せにするよ!?」



「へ…。」


「ずっと…好きだった…」



「ヒック…あり…が…」






「駄目だから。」




見上げると、壱にぃがいた。



「お前俺の女に告ったりしてんじゃねぇよ!!」


宏さんに殴ろうとしている。


「やめて――――!!!!」


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